スケート・アメリカの結果
2005年 10月 24日
グランプリ・シリーズ第1戦、スケート・アメリカ女子の結果は以下のとおりになりました。
1・Elena SOKOLOVA RUS 163,02 (SP1位 FS 2位)
2・Alissa CZISNY USA 159,30 ( 3位 1位)
3・Yoshie ONDA JPN 150,98 ( 2位 3位)
4・Beatrisa LIANG USA 133,00 ( 4位 5位)
5・Emily HUGHES USA 126,78 ( 8位 4位)
6・Mira LEUNG CAN 125,82 ( 5位 8位)
7・Constanze PAULINUS GER 122,06 ( 7位 6位)
8・Julia SEBESTYEN HUN 121,78 ( 6位 7位)
9・Dan FANG CHN 112,26 ( 10位 9位)
10・Idora HEGEL CRO 106,42 ( 9位 10位)
スケート・アメリカでの外国人選手の優勝は、98―99年シーズンの、ロシアのブッテルスカヤ選手以来のこと(その時の2位はソロコワ選手だった)。ソコロワ選手にとって、グランプリ・シリーズでの優勝は、98年ー99年のドイツ大会、ロシア大会での優勝以来のことなので、ほんと久しぶりですね。
恩田選手もショート・プログラム終了時2位ということで、優勝のチャンスはあったが、アメリカのチズニー選手に抜かれて3位。ショート2位から、地元アメリカ選手に抜かれて総合3位というのは、一昨年の荒川選手と同じパターンですね。去年の安藤選手も3位だった。スケート・アメリカでは、日本人選手がこれで3シーズン続いて3位ということになりました。
チズニー選手はシニア大会2シーズン目で、初の表彰台ということになりました。フリーでは、中盤のトリプル・フリップで大きく転等してしまいましたが、若々しい勢いのある演技で、フリーだけなら1位に。クワンやコーエン不在で、フラストレーションがきっとたまっているであろう、アメリカのスケート・ファンたちを大いに熱狂させてくれました。毎度ながら、アメリカの観客の自国選手に対する盛り上がり方には、ほんと圧倒されますね。
出だしのトリプルートリプルは、回転不足を取られて認められなかったようだけど、多彩で、スピードもあるスピンが、なかなか見ごたえあった。次の登場は、次週のスケート・カナダになりますが、グランプリ・ファイナルにつなげられるでしょうか?
恩田美栄選手のフリーは、後半のトリプル・ルッツがシングルになってしまったのが一番の失敗だったけれど、演技自体が、ジャパン・インターナショナル・チャレンジの時と比べても、その前日のショートと比べても、だいぶ硬くなってしまっているようで、表情もこわばっていたような気がする。
彼女の本来持っている明るさや力強さが、もっと全面に出てくる、のびのびした演技が、一番恩田選手を魅力的に見せると思うのだが、最近の大きな舞台での彼女の演技は、固い殻をかぶってしまったような演技であることが多いのが残念だ。イタリア映画「道」のテーマ曲はとてもいい曲だと思うけど…個人的には、昨シーズンのショート・プログラム(フリーダム)が好きだった。
それにしても、男子での高橋大輔選手の圧勝は、驚きであり、スゴイ。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番によるフリーの演技、見ていて興奮&感動させられた。来週のNHK衛星での放送が待ち遠しいです。
スケート・アメリカ結果
1・Elena SOKOLOVA RUS 163,02 (SP1位 FS 2位)
2・Alissa CZISNY USA 159,30 ( 3位 1位)
3・Yoshie ONDA JPN 150,98 ( 2位 3位)
4・Beatrisa LIANG USA 133,00 ( 4位 5位)
5・Emily HUGHES USA 126,78 ( 8位 4位)
6・Mira LEUNG CAN 125,82 ( 5位 8位)
7・Constanze PAULINUS GER 122,06 ( 7位 6位)
8・Julia SEBESTYEN HUN 121,78 ( 6位 7位)
9・Dan FANG CHN 112,26 ( 10位 9位)
10・Idora HEGEL CRO 106,42 ( 9位 10位)
スケート・アメリカでの外国人選手の優勝は、98―99年シーズンの、ロシアのブッテルスカヤ選手以来のこと(その時の2位はソロコワ選手だった)。ソコロワ選手にとって、グランプリ・シリーズでの優勝は、98年ー99年のドイツ大会、ロシア大会での優勝以来のことなので、ほんと久しぶりですね。
恩田選手もショート・プログラム終了時2位ということで、優勝のチャンスはあったが、アメリカのチズニー選手に抜かれて3位。ショート2位から、地元アメリカ選手に抜かれて総合3位というのは、一昨年の荒川選手と同じパターンですね。去年の安藤選手も3位だった。スケート・アメリカでは、日本人選手がこれで3シーズン続いて3位ということになりました。
チズニー選手はシニア大会2シーズン目で、初の表彰台ということになりました。フリーでは、中盤のトリプル・フリップで大きく転等してしまいましたが、若々しい勢いのある演技で、フリーだけなら1位に。クワンやコーエン不在で、フラストレーションがきっとたまっているであろう、アメリカのスケート・ファンたちを大いに熱狂させてくれました。毎度ながら、アメリカの観客の自国選手に対する盛り上がり方には、ほんと圧倒されますね。
出だしのトリプルートリプルは、回転不足を取られて認められなかったようだけど、多彩で、スピードもあるスピンが、なかなか見ごたえあった。次の登場は、次週のスケート・カナダになりますが、グランプリ・ファイナルにつなげられるでしょうか?
恩田美栄選手のフリーは、後半のトリプル・ルッツがシングルになってしまったのが一番の失敗だったけれど、演技自体が、ジャパン・インターナショナル・チャレンジの時と比べても、その前日のショートと比べても、だいぶ硬くなってしまっているようで、表情もこわばっていたような気がする。
彼女の本来持っている明るさや力強さが、もっと全面に出てくる、のびのびした演技が、一番恩田選手を魅力的に見せると思うのだが、最近の大きな舞台での彼女の演技は、固い殻をかぶってしまったような演技であることが多いのが残念だ。イタリア映画「道」のテーマ曲はとてもいい曲だと思うけど…個人的には、昨シーズンのショート・プログラム(フリーダム)が好きだった。
それにしても、男子での高橋大輔選手の圧勝は、驚きであり、スゴイ。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番によるフリーの演技、見ていて興奮&感動させられた。来週のNHK衛星での放送が待ち遠しいです。
スケート・アメリカ結果
by carthaginois
| 2005-10-24 04:16
| グランプリ・シリーズ