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by carthaginois

NHK杯の結果

グランプリ・シリーズ最終戦のNHK杯は、かなり混戦模様となった。


NHK Trophy 2005
Ladies
1位Yukari NAKANO JPN 158,66
2位Fumie SUGURI JPN 158,48
3位Elena LIASHENKO UKR 156,52
4位Miki ANDO JPN 154,34
5位Kimmie MEISSNER USA152,18
6位Carolina KOSTNER ITA 145,42
7位Sarah MEIER SUI 142,56
8位Annette DYTRT GER 125,38
9位Viktoria PAVUK HUN 125,04
10位Karen VENHUIZEN NED 105,56
11位Miriam MANZANO AUS 103,30

コストナー選手がショート1位となった時点で、オリンピックメダル候補の片鱗をうかがわせ、今回はいよいよグランプリ・シリーズ初優勝か?と思わせたが、ふたを開けてみれば、フリーでまたまた大きく順位を下げ、結局6位といういつものパターン。しかし、今シーズンのビバルディの「冬」を使用したプログラムは、完成したら凄いものになりそうだという可能性を感じさせ、きっと地元トリノでのオリンピックに照準を合わせて、しっかり仕上げてくることでしょう。

今大会、本命中の本命の安藤選手も、ロシア大会の好調から、まさかの失速で、ショート、フリーともども精彩を欠き、まさかの表彰台落ち。ロシア→大阪で2週連続の試合というのは、酷であったようだが、ロシア大会でのショート・プログラムが素晴らしい出来だっただけに、今大会では良い演技が見られなかったのは残念でした。ぎりぎり東京ファイナルには出場できるようなので、そこでは、彼女の実力を発揮した演技を見せて欲しいものです。

今シーズン怪我からの復帰で、調整が遅れている村主選手は、スケート・カナダで8位という苦しいスタート。あれから1ヶ月近く経ったが、果たしてオリンピックまでに間に合うのか、心配されたが、今大会、見事に立て直してきた。ショートでジャンプ転倒し、6位発進と出遅れたが、フリーは、フリーだけなら1位。総合結果は僅差で2位となったが、この選手の頑張りには、ほんとに頭が下がるおもいがする。やはり彼女の演技による観客へのアピール度は、今大会参加の選手中でも抜きんでている気がする。ブラウン管の前にいても、それはびしばしと伝わってきて、感動させられた。彼女は、オリンピックに出たら、必ずやってくれる!そんな期待を抱かせてくれる選手だ。

結局、好調の中野選手が、予想外の優勝という結果になった。ショート2位、フリー3位で総合優勝というのは、上位陣(村主&コストナー)が総崩れしたスケート・カナダの3位に続いて、ちょっと棚ぼただなと思わせるものもあるが、運を手中に出来るのも実力のうちか、しっかりと成績を残せるようになったところが、中野選手の成長したところだと思うし、実際演技面でも、各エレメントをきっちりこなし、人を惹きつける魅力もぐーんと増している思うので、浅田真央選手らと共に、これからの成長が楽しみな存在だ。

ただこのNHK杯、採点が日本人に甘めなのがとても気になる。
総合3位のリアシェンコあたりは、今回、大分点が抑えられているという印象がある。
フリーの演技では、PCSが、日本人選手が上位3位までを占め、リアシェンコは、PCSだけなら、2回転倒した安藤選手よりも下の5位?。総合順位が、僅差で決まっているだけに、毎度毎度ながら、何か作為的なものを感じてしまう。

優勝総合点数が158.66というのは、ハイ・レベルだった中国大会とフランス大会なら5位に相当する点数。スケート・アメリカでも、スケート・カナダでも、優勝者は160点台を獲得している。ロシア杯のスルツカヤは190点台。そういった面では、6大会中、一番レベルの低い大会となった。
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by carthaginois | 2005-12-03 22:15 | グランプリ・シリーズ