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by carthaginois

世界ジュニア、ショート・プログラム

普通の年なら、この世界ジュニアは、3月後半に行われる、年最大の大会であるシニアの世界選手権へ向って、これから徐々に興奮が高まってゆく、その過程に位置し、大会が始まるのが、いまかいまかと待ち遠しく思われるのだけど、オリンピック・イヤー、特に今回のような最高の結果、最高の感動を味わった後は、なんだか祭りの後の余興といった感じを受け、いつもよりその待ち遠しいという思いも、ちょっと相対的に見て薄口かなという感じがする。もちろん興味は変らないのだけど。                                                                                                                                                                                                                                                                                                         
今回の世界ジュニアの見所は、浅田真央選手vsユナ・キム選手。昨シーズンは、たしか2回(ジュニア・グランプリ・ファイナルと世界ジュニア)対戦していたと思うが、今シーズンは、浅田選手がジュニアの試合に出ていなかったため、この世界ジュニアで初対決となる。ユナ・キム選手は今シーズン、ジュニアの世界で負けなし。一方の浅田選手は、シニアの大会で、オリンピックのメダリスト3人を上回った成績を残している。これからの女子フィギュアスケート勢力図を占う上で、おそらく中心となってゆくであろう期待の2人。                                       
大会初日(6日月曜)の予選に続いて、2日目(7日火曜)にショート・プログラムが行われた。上位結果は以下のとおり。                                                                                                                                                                 
                                                           1 Yu-Na KIM KOR 60.86
2 Mao ASADA JPN 56.10
3 Christine ZUKOWSKI USA 51.37
4 Alissa CZISNY USA 50.36
5 Arina MARTINOVA RUS 49.96
6 Aki SAWADA JPN 47.85                                                                                                16 Nana TAKEDA JPN 38.94                                                                                                                                                    
                                                           シニアの世界選手権と違って、ジュニアでは予選で獲得した点数が、順位を決定する総合点には加算されないようなので、このショートの点数からスタートということで、浅田選手2位発進だ。コンビネーション・ジャンプの2回目のジャンプが1回転ループとなってしまったそうだが、1回目のジャンプがトリプル・アクセルだというのだから、驚きだ。かつて伊藤みどり選手が、91-92シーズンのショート・プログラムで、トリプル・アクセルのコンビネーションをやっていたが、それ以来か?この選手は毎回、なにか新しいことを盛り込んでくる。すごい。                                                                          しかし今回の浅田選手のショートは、ジャンプ以外の他の要素の出来があまりよくなかったようで、完璧だったという1位のキム選手と4.76の点差が開いた。予選の演技では、組が違ったとはいえ、約6点浅田選手の方が高かった。予選の演技が出来れば、浅田選手の逆転ということになるが、キム選手も、しっかりとシニア級の高得点を稼いでいる。真央選手油断大敵の、恐るべしキム選手だ!                                                                                                             
浅田選手に続いて予選B組2位だった武田奈々選手は、残念ながらショート16位と大きく出遅れた。全日本ジュニア優勝の澤田亜紀選手は6位だった。初の世界ジュニア表彰台には、少し厳しい状況か。
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by carthaginois | 2006-03-08 15:23 | ワールド(S&Jr.)