フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

オリンピック・イヤーの世界選手権

いよいよ今シーズンも最後段階。来週からはシニアの世界選手権が始まる。開催場所は、カナダのカルガリー。                                                  カルガリーというと、なんといっても98年のオリンピックでの、当時18歳だった伊藤みどりさんの演技を思い出しますね。この時の伊藤さんの演技も今回の荒川選手同様、まさに記憶に残る演技だった。フリー演技での、最初のトリプル・ルッツのあの高さといったら…テレビカメラが彼女のジャンプを真横から映していたのだけど、まるで山を描くような線を描いていて飛んでいた。その4年後のリメハンメルオリンピックで銀メダルを獲ったけど、私はどちらかというと、カルガリーオリンピックでの5位入賞(フリーだけなら3位)したときの、ジャンプジャンプの連続で圧倒した、溌剌とした元気溢れるこっちの演技の方が強く印象に残っています。                                           そのカルガリーでの今年の世界選手権であるが、オリンピック・メダリストの荒川選手と、スルツカヤ選手が出場しないため、トリノ銀メダルだったコーエン選手が、順当に、初優勝ということになりそうであるが…                                           過去のオリンピック・イヤーの世界選手権の成績を見てみると、オリンピックでの順位が大体、忠実に反映されている。                                             

                                                          94年                                                        オリンピック(アルベールビル)  世界選手権(幕張)                                      1位 バイウル → 不参加                                            2位 ケリガン → 不参加                                            3位 陳露  → 直前欠場                                             4位 ボナリー → 2位                                            5位 佐藤有香 → 1位                                            6位 シェフチェンコ → 3位              

                                                                                  98年                                                        オリンピック(長野)     世界選手権(ミネアポリス)                               1位 リピンスキー → 不参加                                        2位 クワン  → 1位                                             3位 陳露  → 不参加                                            4位 ブッテルスカヤ → 3位                                          5位 スルツカヤ → 2位  

                                                                                                   02年                                                        オリンピック(ソルトレークシティー) 世界選手権(長野)                              1位 ヒューズ →  不参加                                         2位 スルツカヤ →  1位                                         3位 クワン →  2位                                              4位 コーエン →  4位                                             5位 村主   → 3位                                                                                               

06年                                                        オリンピック(トリノ)   世界選手権(カルガリー)                               1位 荒川 →  不参加                                            2位 コーエン → 1位???                                                3位 スルツカヤ → 不参加                                         4位 村主 → 3位???                                                  5位 ロシェット → 2位???                                                        
                                                           直前のオリンピックの金メダリストの世界選手権参加は、92年のクリスティー・ヤマグチ以来無い(92年は逆に銀メダリストの伊藤が不参加だった)。不参加の選手を除いて、オリンピックでの順位がそのまま世界選手権の順位につながっているのだけど、面白いのは、ここ3回ばかりのデーターを見るに、いずれもオリンピックの5位選手が4位選手を、世界選手権では逆転している。                                                         02年は、オリンピック5位の村主選手が、地元日本での世界選手権では、ソルトレーク4位だったコーエン選手を抜かして銅メダルを獲得している。村主選手、世界選手権では自己最高の銀メダル以上を狙いたいところだが…                                                        5位ロシェット選手は、オリンピックではショートのミスで9位と出遅れたが、フリーで5位まで順位をあげてきた。世界選手権では、地元ということもあり、(上でみた最近の傾向がそのまま当て嵌まるかどうかは???だが)、村主選手にとって強敵になりそうだ。
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by carthaginois | 2006-03-16 02:55 | ワールド(S&Jr.)