フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

日米対抗フィギュア2007

フィギュアスケートファン待望の2007-8シーズンの開幕、日米対抗フィギュア2007が先週末、新横浜で開催されましたが、きっと多くの方も会場あるいはテレビでご覧になったことと思います。
演技面では、シニア選手にとってはシーズン初めなのでこれはしょうがないといった、各選手ともジャンプのミスが目立つ、点数もちょっとトホホ…の内容でしたが、新プログラムのお披露目、アメリカの超大型新人(キャロライン・ジャン&ミライ・ナガス)の日本での大会初登場といった意味で、とても興味深い大会だったように思います。

そんな中でも、やはり浅田真央選手の新ショート・プログラム。

振り付けと衣装はタチアナ・タラソワ女史が全面プロデュースしたということですが、タラソワ・マジック健在!といった感じで、真央選手に今までにないドラマチックな新しい面が加味され、しかもそれが真央選手の中でとても自然と消化されていて、大器の片鱗、そして彼女の並々ならぬ汗と努力の痕跡をその影に想像させ、さらにこれからの彼女の゛大化け”を強く予感させる、そんな内容でした。

この演技を見ていると、天才少女、初出場の全日本選手権で3-3-3を嬉々として飛んでいた、かつての天才少女の氷上での成長過程を、リアルタイムで目撃することが出来るわれわれは、なんて幸せなことだろうと、そんな気持ちにさせる、そういった意味では、真央選手はその存在自体がすでに感動的。
真央選手のスケートに対するひたむきさといったものが、自然と演技の中に溢れ出てきて、見ているものの心があらわれるというか、浄化作用というのか、見ているものの気持ちを純化させてくれる。そして今シーズン彼女は、さらに今までにない新しい領域に大きく前進しようとしている。
今からグランプリ・シリーズに初登場するスケート・カナダでの演技が、ショート、フリーともどもとても待ち遠しいです。

安藤美姫選手は最初のジャンプで転倒、そして演技中断とハプニングに見舞われましたが、新プログラムの「サムソンとデリラ」、個人的にソコロワ選手がワシントン世界選手権(2003年)でこの曲で滑ったショートの演技が好きなので、グッドな選曲だなぁと思いました。先シーズンのショートプログラムの中では、また見たいと思って一番よく繰り返し見たのは私にとっては、安藤選手のシエラザードの演技で、そこには力強さと、なにかふっきれた爽快感があって、彼女の水を得た魚のような生き生きとした姿は、見ていてとても痛快でした。今シーズンもその延長線+さらにグレード・アップということで、これからの演技に期待がもてます。
彼女は今月末に開催されるグランプリ・シリーズ初戦のアメリカ大会に出場予定。怪我の影響が少し心配されますが、ベストメンバーを揃えた地元アメリカ陣の牙城を昨年に引き続き再び制覇することが出来るか…こちらも楽しみです。フリーではどんな「カルメン」を魅せるのか…
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by carthaginois | 2007-10-08 21:44 | その他競技会