フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

NHKの2つのドキュメンタリー

NHK杯の期間中、それと前後して、フィギュアスケーターの姿を追った2つのドキュメンタリー番組がNHKで放送されたので、興味深く見ました。

一つは、衛星放送第1のドキュメント「スポーツ大陸」の枠内で放送された、「スポーツ史の一瞬 三回転半銀盤を舞う~フィギュアスケート伊藤みどり~」というドキュメンタリー。
NHKスポーツ大陸サイト

(番組サイトより)

一つは、アジア太平洋放送連合(ABU)が選ぶABU賞なる賞を受賞をした「NHKスペシャル 荒川静香 金メダルへの道」の再放送。
NHKスペシャルサイト

(番組サイトより)

この日本スケート史上偉大な2人のスケーターの姿に共通して思うことは、チャンピオンの演技というものには、その強さ、凄さ、驚き、美しさ、輝きには、有無を言わさぬ、抗することのできない、時代を超えてなお、光となって発散する強烈な何かがあるんだな…ということ。

だけどこの瞬間放たれる光は、それを生み出すまでに、その背後に巨大で深い陰影があるからこそ、その輝きはこんなに眩しくて貴重で価値あるものになり、とてつもなく大きな感動を生み出すことが出来るのだと……そしてファンファーレ鳴り響き華々しく歴史の1ページに刻まれた成果もさることながら、そこへと至る長い長ーーー(略)ーーーい過程の中で、その瞬間瞬間に泡となって闇へと消え去っていくさまざまな軌跡にも、たとえ表面に見えてくる形が時に不完全であろうとも、いやむしろ不完全であるがゆえに、、そこには崇高でかけがえのない“美”があるんだなぁ……そのようなことをこの2つのドキュメンタリーを見た後、つらつら思ったりしました。

また、世界中の多くの金メダル候補、自らも金メダルを獲りたいと公言し、周囲からも獲れるだろうと予想されてきた多くのスケーターたちが(年齢を重ねればかさねるほど)、キャリアを積んだ百戦錬磨のスケーターたちが(キャリアを積めばつむほどに)、オリンピックという一番大事な舞台では、通常どおりの演技が出来ない、持っている力を出し切れないことが多いという現実があるのだけれども、この日本人メダリスト2人の、オリンピックに臨んだ際の全く対照的な姿勢、マスメディアを通してうかがい知ることが出来るオリンピック期間中の過ごし方、特にその精神のありようについては……もちろんシチュエーションがみな全く違うので、一概に並列して言うのはフェアでないかもしれませんが……後続の選手たちにとって、両者が経験したことは、大いに参考にし学ぶところがある先例なんだろうな、、と考えたりもしました。

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NHKでは、来年の平成20年2月24日に衛星放送で「BSあなたが選ぶスポーツ名場面100選」という番組を放送するそうで、現在サイト上で視聴者の投票を募集(1月末日まで)していて、リストから5つまで選んで投票できるようになってます。フィギュアスケートからもいくつかのシーンが候補としてリスト・アップされていますが、その中から、どのシーンが、何位くらいでベスト100入りするだろか?私も投票して見ようと思います。皆さんも是非ぜひ!!!
BSあなたが選ぶスポーツ名場面100選
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by carthaginois | 2007-12-04 00:37 | オリンピック