フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

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4月20日(日)、今年で3年目となる、3地域対抗団体戦のジャパン・オープンが行われました。

世界選手権が終わってひと月、シーズン・オフに突入したばかりというこの時期にあって、世界中から豪華メンツが集まっての顔見世興行的フェスタ、選手たちの今シーズンずっと滑ってきたフリー・プログラムのこれが見納め、調整不足もやむを得ずジャンプ不発演技破綻もご愛嬌といったところで、見るほうとしても、スケーターたちの姿を再びこの時期に拝めるうれしさを味わいつつ、ちょっと緊張感ある試合雰囲気も楽しみましょう…とそういうスタンスで見るようなこの大会。

しかし今年のジャパン・オープンは、、、、、、一体全体どうしちゃったのでしょう????

ぎらぎらエスパニョール・オレンジの衣装まぶしく、気合ビシバシみなぎらせた中野友加里選手が登場したあたりから、あらららララララ……………………! 

今は4月これシーズン・オフ???と疑いたくなるような、中野選手、サラ・マイヤー選手の渾身ノーミス演技、キミー・マイズナー選手も復活の兆しちらちらと、世界選手権よりも格段良い、シーズンズ・ベストな演技がぞくぞく続出、先に滑ったエヴァン・ライザチェック選手の大熱演トスカも含め、開催時期が何週間か早まった影響でしょうか、まったく予想外に、炭酸の抜けたソーダ水のような昨年までのジャパン・オープンの試合の流れから大きく軌道を外れ、なんだか季節はずれの雪祭り、本気モード熱気むんむんでうんうんとうなずきながら身を乗り出して見る、そんな異色のエキサイティングな大会になったようですた。

思いもかけず良い演技が多く見れてラッキーな今大会でしたが、個人的に来日を楽しみにしていたこともあり、欧州チームの一員として3年連続皆勤賞のサラ・マイヤー選手のパーフェクトな演技、彼女のノーミスのフリー演技を初めて見たということもあり、私にとって今大会中でもピカいち、このような彼女会心の演技が、この日本で見れたのがとても嬉しかったし、演技後キス&クライでの、高得点告知によろこぶ彼女のキュートな姿に、ますますファン熱が高まりました。

Sarah Meier 2008 Japan Open (youtube)


今シーズンのマイヤー選手のフリー・プログラム、新実徳英さんの曲を使用したフリー・プログラムの出来は、出場する試合ごとにどんどん良くなってきて、グランプリ・シリーズよりもヨーロッパ選手権、ヨーロッパ選手権よりも世界選手権、そして世界選手権よりも今回のジャパン・オープンということで、このジャパン・オープンでシーズン最高(ちょっともったいないなぁという気が若干しないでもないですが)の彼女の演技が見れて、とても感激しました。

静謐な音楽と彼女の個性、彼女の演技との調和がお見事!

美しいものと美しいものとの響きあい、共鳴作用が、有限の世界から無限の世界への旅立ちへと誘う。新緑のさわやかな季節、そよ風にゆれる自然の樹木のゆらぎを体に感じる悦びに近い、心うきうき、胸に実感を伴って迫ってくる、決してまがいものではない生きた演技生きた感動に、心震える。マイヤー選手の演技にもそれがあったように思いました。。。

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来年からは、世界スケート連盟(ISU)主催で、世界6地域対抗、男子女子シングルに加えペアもダンスも含めた、年ごとに開催地を変える、ジャパン・オープンとは別な、新たなもっと規模の大きな団体戦の構想があるようで、第1回大会は日本開催予定というニュースが流れましたが、どうなるのでしょうか?実現されたら面白い大会になりそうですね。
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by carthaginois | 2008-04-21 00:00 | その他競技会

2008四大陸選手権


2004年から2007年まで、日本チームは四大陸選手権には、ベスト・メンバーの派遣を見合わせていたのが、今年は浅田真央選手、安藤選手という日本が誇る最強コンビを投入してきた。
昨年からはアメリカもワールド出場メンバーを投入しはじめ、今年は日本勢2人にキム・ヨナ選手が初出場予定で、今年の四大陸選手権は、初めてヨーロッパ選手権と肩を並べる、世界フイギュア前哨戦のような形になるかと思われましたが、キム選手怪我欠場、マイズナー選手らも不在とあって、折角の機会がちょっと規模が縮小した感があったのは残念だったですが、表彰台に上がった浅田真央選手、ジョアニー・ロシェット選手、安藤美姫選手にとっては、世界フィギュアを1ヶ月ちょい後に控えての練習台として、意義ある大会だったのかなぁと…それぞれ世界フィギュアに向けて期待をつなげられる演技内容だったので、何よりでした。

(第1回大会からの四大陸選手権歴代メダリスト)
1999年 1位マリニナ(ウズベキスタン) 2位コーウィン(米) 3位ニコディノフ(米)
2000年 1位ニコディノフ(米) 2位ベンスゲン(米) 3位ベルマール(カ)
2001年 1位村主 2位ニコディノフ(米) 3位恩田
2002年 1位カーク(米) 2位荒川 3位恩田
2003年 1位村主 2位荒川 3位中野
2004年 1位太田 2位ファヌフ(カ) 3位コーウィン(米)
2005年 1位村主 2位恩田 3位カーク(米)
2006年 1位テイラー(米) 2位中野 3位リャン(米)
2007年 1位マイズナー(米) 2位ヒューズ(米) 3位ロシェット(カ)
2008年 1位浅田真 2位ロシェット(カ) 3位安藤 


それぞれによかった点。
真央選手(優勝)については、久しぶりに国際大会で真央選手のクリーンな、審査員からもプラス評価をもらえる、トリプル・アクセルを見れたのがよかった。グッッッジョォブ!!

ロシェット選手(2位)は、大人の女性の色気というか、貫禄がありますねぇ~。ショートで3-3のコンビネーションに挑戦してきた。好調なようで、ショート・プログラムが上手くいけば、世界フィギュアでの上位争いにからんでこれる実力と存在感を充分示した大会だったように思います。ナイスナイスゥ!

安藤選手(3位)は、観ることのゾクゾクするようなエクスタシーを感じさせるまでの、あっぱれ、演技者としての進境が著しいと思います。オリンピック後、初となる四回転ジャンプへの挑戦は今回うまくいかなかったけど、意味ある失敗の積み重ねが未来の大きな感動に繋がってくると思うので…闘魂 ファあイトー!!!

その他の選手の中では、アメリカのアシュレー・ワグナー選手が、今回は8位と、意外に点数が低く抑えられてしまいましたが、快活な華があって、これからもっと目立つ存在になってくるように思いました。

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真央選手がうまくいった演技の時に見せる、最後のポーズをとっているときの表情が、、、神々しい。

天才と呼ばれる人が、自分をひたすら信じて、ひたむきに一つの道を究めようと情熱を傾けるその姿の潔さ、勇ましさ、スポットライトの届かぬところでの、そのストイックなまでの地道な努力の積み重ね、それらが彼女の演技を、純度の高いメッセージ色濃いものにしているように思います。実際に言葉で語られるよりも、何X万倍も雄弁に、その身体の動きが、その表情が、妙なる音楽となって物語る。そしてそれが空気を通して、さらに電波を通して、世界中の人たちの心の奥に、目に見えない花束となって届けられる。
それが彼女から放たれる瞬間!
彼女はそんな奇跡を生む出すことが出来る稀有な人間。(いや、もしかすると宇宙人かもしれないけど…Pardon!)

真央選手には、いちスケーターの枠組みを超えた、時代を沸かせ、歴史の殿堂に名を残してきたスポーツ界のかつての巨人たち-例えば長嶋、大鵬、力道山……etc.-に肩を並べる、存在感の大きさ、そして21世紀型はこうなのかという新しさも感じます。
その新しさは、誰よりも高度な難しい技をたくさん盛り込み、競技会では常にトップ争いを激しく繰り広げながらも、彼女の表にあらわれてくる印象として、その感触があくまでもソフト、柔らかなところ、そしてふんわりとコーティングされたように彼女の内面にある優しさが、そこはかとなく漂っているように感じられるようなところに、彼女のオリジナリティ、特異な一面があるように思われます。

世界フィギュアで、彼女が喜びを伝えるメッセンジャーの鳥となって、思いっきり飛翔する姿が見ることが出来たらいいなぁと…何よりも彼女の最高に喜ぶ顔が見たいなぁーと思っています。彼女の幸福感が、私たち日本中の、それから多くの世界中の人たちに幸福気分となって伝染し、そして世の中を明るく照らし出してくれると思うので…。    
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by carthaginois | 2008-02-20 14:14 | その他競技会
 今年のヨーロッパ選手権は、今シーズンのNHK杯に登場した3選手(コストナー選手、マイヤー選手、レピスト選手)が1,2,3位と表彰台にあがり、そして展開も、コストナー選手ショート1位、マイヤー選手フリー1位、僅差でコストナー選手が逃げ切り総合1位と、NHK杯に似た展開となりました。

 コストナー選手1位マイヤー選手2位は昨年と同じ、スルツカヤ選手が去った後、新ヨーロッパ女王として定着しつつあるコストナー選手に、あとわずかのところでおよばないマイヤー選手。
(参考までに両選手が一緒だった最近の大会の結果) ↓

 2007年ヨーロッパ選手権 コストナー1位(174.79) マイヤー2位(171.28)
 2007年世界選手権     コストナー6位(168.92) マイヤー7位(160.80)
 2007年NHK杯       コストナー1位(164.69) マイヤー2位(163.17) 1.52差
 2008年ヨーロッパ選手権 コストナー1位(171.28) マイヤー2位(169.44) 1.84差

 マイヤーファンの私!としては、ショートでのジャンプミスが響き、寸前でユーロ初優勝できなくて、残念!ただ、フリー演技の出来が、NHK杯の時に比べて格段良く、今シーズンベストの出来だったので、そのような演技を見れたのがとてもよかったです。

”マイヤーファンの私”とつぶやきましたが、昨シーズンあたりから徐々に“マイヤー選手いいなぁー”というのが私の中で高まってきていて、現役の外国人選手の中では、今一番応援したい選手なのですが、その大きな要因の一つが、彼女が日本人作曲家の曲をプログラムで使用してくれている、それが嬉しく、また彼女がその曲を素敵に表現してくれている、それがまた嬉しく、そして日本にも度々来て滑ってくれているというのも重なって、なんだか肩入れしたくなる、ということなんだと、ちょっとミーハーな理由ですが、そうなんだと思います。まあどうでもよいことなんですけど………

 昨シーズンは、フリーの中間パートで、久石譲さんが作曲した「菊次郎の夏」の映画音楽を使用していましたが、これが叙情性あふれるメロディに乗って、暑くのどかな思い出いっぱいの夏を懐かしく感じさせるような、そんな季節感が伝わってくる演技で、見ていると心がしっとり潤う、そんなすがすがしさに満ちた見事なコラボレーションでした。
2006スケート・アメリカでの映画音楽「プライドと偏見」&「菊次郎の夏」によるフリー・プログラム
Sarah Meier 2006 Skate America LP (youtube)


 そして今シーズンは、フリー全面的に、日本人作曲家の曲を使用してくれているのがまた嬉しい。この新実徳英さんという現代音楽の作曲家の名前、私、マイアー選手を通して初めて知り、はじめてその音楽を意識して聴きました。そういった意味で、紹介者となってくれた、マイヤー選手と振付師の先生か誰かこの曲を選んでくれた方に、お礼を言いたい気分ですね。
新実さんのヴァイオリンとピアノの2重奏のための、「黒いラフォリア」「紅の秋」という曲を使用しているみたいですが、フィギュアスケートのプログラムとしては表現が難しそうな、ごくシンプルで静かな美しさを讃えた音楽を、マイヤー選手、音符と音符の間の空間を埋めるべく、暗闇から何かが浮かび上がってくるような、または雪の降り積もった中でポッと咲いている可憐な花の花びらを思わせるような演技で、その個性が光っているなと思いました。
世界選手権でショート、フリーともども、彼女の一番良い演技を見ることが出来たらいいなぁとひそかに応援してます。
今年のヨーロッパ選手権でのフリー1位のマイヤー選手の演技
Sarah Meier 2008 Euro LP (youtube)

  
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by carthaginois | 2008-02-05 05:41 | その他競技会

2008全米選手権

フィギュア王国が完全復活に向けてのろしを上げた!
全米選手権女子の結果には、シーズン最大のセンセーショナルな衝撃度でもって、OTTAMAGE させられました。

日本でも欧州でもカナダも、女子については上位顔を揃えるメンバーがやや固まりつつあるかなぁという潮流の中にあって、米国は今まさに、新旧混戦、強力ジュニア世代からシニア世代への下克上で、戦国時代真っ盛り!!
そしてこれから、日本アジア黄金時代を覆すべき、帝国からの逆襲の立役者となるべき、中心に君臨しそうな最大の有力者が、我らのというべきか、かの国の至宝というべきか、14歳長洲未来嬢であるというのは、運命の悪戯というか面白いなぁーと思いました。

昨年は、海のものとも山のものとも分からない全くの無名の存在で、いきなり出てきて全米ジュニア優勝、そして今年は、シニア初参戦でアメリカ・ナンバーワンに。年ごとにNAGASUの名をBIGにしてきて、このまま2年後のバンクーバーまで、トントン拍子ステップ・アップでひとっ飛びもふたっ飛びもしてしまいそうな、底知れない勢いがありますね。

彼女に優勝を導いた、底抜けに明るい「アイ・ガット・リズム」によるショートのPOPな出来映えは、スピード感溢れ愉快痛快爽快!、長洲ここにありといった感じで、全米チャンピオンにふさわしい顔を持っている決定版クラスの演技に思えました。
Mirai Nagasu 2008 US Nationals SP (youtube)


長洲選手は、会心の出来だったショートも、ジャンプ転倒があったフリーも、演技構成点(PCS)が参加選手中最高得点を獲得、審査員評価の高さが、大型選手として、アメリカでの期待の大きさを感じさせます。

今回の全米選手権、フリーは、総合2位レイチェル・フラット選手(15歳)、3位アシュレー・ワーグナー選手(16歳)、4位キャロライン・ジャン選手(14歳)が皆、3回転ー3回転のコンビーネーション他ほぼノーミスの演技、長洲未来選手(14歳)選手は最初のダブル・アクセル転倒ほかはノーミスと技術レヴェルの高い試合となりましたが、このパワーフル新興勢力4人組のうち、まだワーグナー選手ひとりしか、年齢制限のため3月の世界選手権出場資格をもっていないというところが、アメリカ関係者にとっては痛いところ、きっと歯がゆいところなんでしょうね。

昨年の敵地東京での世界選手権では、マイズナー選手4位&エミリー・ヒューズ選手9位→13ポイントで、ぎりぎり次の年の選手枠3枠を確保、今年のワールド3代表は、全米3位ワーグナー選手、5位リャン選手、7位マイズナー選手となったようですが、来年の世界選手権は地元カリフォルニア開催という、アメリカ復権宣言絶好の機会を前にした大事な年、本来先頭に立つべき一番実績のあるマイズナー選手は、昨年末ファイナルから絶不調の谷に落ち込んでしまったようだし、繰上げ当選みたいな形で初出場が決まったリャン選手にはあまり順位を期待できなそうな感じだし、エリック杯でも表彰台に上がった今回3位ワーグナー選手は調子良さそうで健闘しそうだが、初出場で世界の強豪の中でどう位置づけられるか未知数ということで、いったいぜんたい3枠確保出来るのでしょうか???

この時機、2番手として戦力になりうるエミリー・ヒューズ選手のでん部怪我欠場が、(個人的にも、このシーズンの彼女に妙にマッチしたフリー「カルミナ・ブラーナ」、悪夢に出てきそうな地獄の門番に雇われた火の舞姫の怪しい誘惑の踊り??????といった感じのダイナミックな演技(エミリーはん、もしこれを読んでいなさったら(読んでいるわけないけど)こんなこつ言ってしもうて堪忍どすえ~~怒らんといて!閻魔さんに告げ口せんといて!!)が、妙に気に入っていたので)残念です。
スケート・カナダでの「カルミナ・ブラーナ」の演技-------------------------→ ↓   ↓   ↓
Emily Hughes 2007 Skate Canada FS (youtube)



来シーズンは、アマチュア生活を2年間欠勤していたコーエン選手が“サーシャ、カムバック!!!!!”、競技場に戻ってくる、戻ってこない、戻ってくる、戻ってこない、なんて話もありますが、そうなるとさらにアメリカ国内は混戦、来年、そしてオリンピック・イヤーの再来年は世界で一番の大激戦となりそうで、その中から誰が飛び出してきて世界頂上制覇に挑むのか、ぐんぐん成長を続け、評価もウナギのぼりの強力ジュニア世代を引っさげて、フィギュア大国の王位奪還の歩みは、今始まったばかりといった印象を鮮明にアピールした今回のエキサイティングなアメリカ国内選手権でした。

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ペアーを組むジョン・ボールドウィン選手が、長年苦楽を共にしてきたパートナー井上怜奈選手に、フリーの演技後、氷上結婚プロポーズしたとのこと。異人さんは粋やなぁ~さまになってはるし、映画の一シーンのようでんがなぁ~、ということで、めでたしめでたし………
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by carthaginois | 2008-01-29 17:11 | その他競技会

全日本選手権2007

1年の締めくくり年末のこの時期、熱く繰り広げられた夢の饗宴に、たっぷり堪能させられました全日本選手権。

毎年ながら全日本を見るとき、フィギュアスケートファンとしては、つくづくこの時代に、この日本に、生まれてよかったなぁと思わされます。
巨星が去っていっても、また新たに彗星が出現したり、復活したりと、依然豊かに咲き誇りつづける選手層の厚さは、本当に壮観、贅沢やなぁと、、、、、

トップ3表彰台に立った浅田真央選手、安藤美姫選手、中野友加里選手(お3方、世界選手権代表決定、おめでとうございます!)はもちろんのこと、太田由希奈選手、鈴木明子選手、そして村主章枝選手……その他にもたくさんのそれぞれ個性あふれる名花たちが揃っている、まさしく百花繚乱、その多様性が素晴らしいですね。

きっと、この舞台に立つまでの、ひとりひとりの知られざるドラマが、それぞれの演技を色濃く彩っている、そこには採点された点数だけでは計りきれない、感動の粒が、希望の種が、2度と戻らない青春の汗が生々しく痕跡を残す、ブレードで刻まれた氷の透明な層の下にたくさん埋まっている。その発見の喜び…

スケーターの方々の、向上心をもって努力する姿勢には、いつもながら学ばされ、頭が下がる思いがします。


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2007年とももうすぐお別れ、
もし、個人的感想をつらつら書き連ねたささやかなこのブログに複数回訪れてくださった、奇特で有り難いお方が、もしいらっしゃいましたら、感謝感激、本年は誠にありがとうございました。

そしてたまたま偶然にこの文章を目にしてしまった、そんな人も含めまして、
皆みな皆様にとりまして、新しく迎える年が実り多き良い一年になりますように…!!

そして来年もたくさんの感動が味わえますように…
たくさんの笑顔が見られますように…
たくさんの喜びの声を聞くことができますように…
と願いつつ、2007年よ、サヨナラさよならサヨウナラ!!!        by carthaginois
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by carthaginois | 2007-12-29 23:16 | その他競技会
フィギュアスケートファン待望の2007-8シーズンの開幕、日米対抗フィギュア2007が先週末、新横浜で開催されましたが、きっと多くの方も会場あるいはテレビでご覧になったことと思います。
演技面では、シニア選手にとってはシーズン初めなのでこれはしょうがないといった、各選手ともジャンプのミスが目立つ、点数もちょっとトホホ…の内容でしたが、新プログラムのお披露目、アメリカの超大型新人(キャロライン・ジャン&ミライ・ナガス)の日本での大会初登場といった意味で、とても興味深い大会だったように思います。

そんな中でも、やはり浅田真央選手の新ショート・プログラム。

振り付けと衣装はタチアナ・タラソワ女史が全面プロデュースしたということですが、タラソワ・マジック健在!といった感じで、真央選手に今までにないドラマチックな新しい面が加味され、しかもそれが真央選手の中でとても自然と消化されていて、大器の片鱗、そして彼女の並々ならぬ汗と努力の痕跡をその影に想像させ、さらにこれからの彼女の゛大化け”を強く予感させる、そんな内容でした。

この演技を見ていると、天才少女、初出場の全日本選手権で3-3-3を嬉々として飛んでいた、かつての天才少女の氷上での成長過程を、リアルタイムで目撃することが出来るわれわれは、なんて幸せなことだろうと、そんな気持ちにさせる、そういった意味では、真央選手はその存在自体がすでに感動的。
真央選手のスケートに対するひたむきさといったものが、自然と演技の中に溢れ出てきて、見ているものの心があらわれるというか、浄化作用というのか、見ているものの気持ちを純化させてくれる。そして今シーズン彼女は、さらに今までにない新しい領域に大きく前進しようとしている。
今からグランプリ・シリーズに初登場するスケート・カナダでの演技が、ショート、フリーともどもとても待ち遠しいです。

安藤美姫選手は最初のジャンプで転倒、そして演技中断とハプニングに見舞われましたが、新プログラムの「サムソンとデリラ」、個人的にソコロワ選手がワシントン世界選手権(2003年)でこの曲で滑ったショートの演技が好きなので、グッドな選曲だなぁと思いました。先シーズンのショートプログラムの中では、また見たいと思って一番よく繰り返し見たのは私にとっては、安藤選手のシエラザードの演技で、そこには力強さと、なにかふっきれた爽快感があって、彼女の水を得た魚のような生き生きとした姿は、見ていてとても痛快でした。今シーズンもその延長線+さらにグレード・アップということで、これからの演技に期待がもてます。
彼女は今月末に開催されるグランプリ・シリーズ初戦のアメリカ大会に出場予定。怪我の影響が少し心配されますが、ベストメンバーを揃えた地元アメリカ陣の牙城を昨年に引き続き再び制覇することが出来るか…こちらも楽しみです。フリーではどんな「カルメン」を魅せるのか…
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by carthaginois | 2007-10-08 21:44 | その他競技会
シーズンが終わって間もない、フィギュアスケート・ファンにとってはちょっと淋しいこの時期、シャパン・オープン2006という、ちょっと目新しい、面白い大会が開催される。
日本チーム、北米チーム、欧州チームという、地域別の3チームが競い合う団体戦で、各チームはそれぞれプロ・アマ混合の4選手(男女各2選手)で構成され、その4選手のフリー演技の点数の合計点で勝敗が決定されるというゲーム形式の大会らしい。この参加選手がなかなか豪華!

[日本チーム]
浅田真央、安藤美姫、高橋大輔、本田武史

[北米チーム]
ジョアニー・ロシェット、アリッサ・シズニー(当初予定のマイズナー選手から変更)、
ジェフリー・バトル、エマニュエル・サンデュ

[欧州チーム]
サラ・マイヤー、 キーラ・コルピー、
アレクセイ・ヤグディン、ステファン・ランビエール(当初予定のジュベール選手から変更)

              
参加12選手中、アマチュア選手が10選手、この内7選手が、昨年末代々木で開催されたグランプリ・ファイナルに出場した選手だ。
欧州チームの女子が、ちょっと他チームと比べて弱いかなという感じだけど、その分男子が、元オリンピックチャンピオンのヤグディン選手に、世界フィギュア2連覇のランビエール選手という、最強メンバー。北米チームは、世界フィギュア現女王のマイズナー選手がリストから外れて、ちょっとパワー・ダウンした感じだが、カナダトップの3選手が参戦ということで粒ぞろいのメンバーを揃えて、まあ3チーム、なかなか良い勝負になりそうなバランスとれたメンバー構成になっているのではないだろうか。
さらにこの豪華メンバーに加え、荒川静香選手もエキシビション演技で参加ということで、この時期とても楽しみな大会。
開催日は5月14日(日)で、当日夜20時からテレビ放送されるらしい。
詳しくはテレビ東京の公式サイトへ
http://www.tv-tokyo.co.jp/figure/                            
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by carthaginois | 2006-05-07 14:12 | その他競技会

四大陸選手権の結果

四大陸選手権(アメリカ、コロラドスプリングスで開催)が終わった。今シーズン、グランプリ・シリーズで大躍進を遂げた中野友加里選手の初優勝が期待されたが、結果、あと一歩及ばず2位に終わった。最終結果は以下のとおり。                                                        Four Continents Championships 2006 Ladies                                                                               1.Katy TAYLOR USA 164,05                                                                                           2.Yukari NAKANOJ PN 161,49                                                                                         3.Beatrisa LIANG USA 159,91                                                                                         4.Lesley HAWKER CAN 145,94                                                                                        5.Meagan DUHAMEL CAN 145,28                                                                                         6.Mai ASADA JPN 141,65                                                                                              7.Yan LIU CHN 138,55                                                                                               8.Joanne CARTER AUS 133,97                                                                                         9.Akiko KITAMURA JPN 132,04                                                                                      10.Christine ZUKOWSKI USA 131,42                                                                                         恩田美栄選手が欠場し(残念!)、ワールド出場級の選手が見当たらないメンバーからして、中野選手の優勝は、まず間違いないと思われたが、ショート・プログラムで、3つのうち2つのジャンプの減点がひびき3位と出遅れ、フリーでは1位になるものの、総合ではわずかに及ばず2位という結果に終わった。今回もプログラム冒頭でトリプル・アクセルに挑戦して着氷したが、回転不足で、認定はされなかった。 トリプル・アクセルの基礎点(7.5)とダブル・アクセル(3.3)の差は大きい。(今回の中野選手はダブル・アクセルの3.3からさらに0.5減点されて2.8 )                                            ショート 1位でリードしたリャンは、フリーで 後退し総合3位に、 優勝は、ショート2位、フリー2位のアメリカ 新星、全米選手権では4位だったカティ・テイラーに 決まった。 テイラーは、2年前の世界ジュニアで、 安藤選手、マイスナーに 続いて 3位だった選手だ。                                                                        その世界ジュニアで4位だったのが浅田舞選手だが、シニアの国際大会初参戦で、ショートは中野選手に僅差で4位と、メダル射程圏内であったが、フリーでは2度転倒し、結局総合6位であった。この選手が滑ると、なんだか独特の雰囲気が生まれる。なんだか空気がピュアに研ぎ澄まされていくというか…彼女に合った愁いのある曲によるフリー・プログラムで、全日本選手権並のクリーンな演技が見られなかったのが、今回残念だが、また来シーズン頑張って欲しい。                                               恩田選手の代役として出場した北村明子選手も同じくシニア初参戦であったが、総合9位という結果であった。京都の濱田コーチのところの選手は、みんな魅せ方が工夫されていてうまい。エキゾチックなちょっとしたアクセントがピリっと効いていて、惹きつけられる。彼女もまだこれからの選手なので、成長を期待したい。                                                                       それにしても、フィギュアスケートの試合は、開催地がどこかということが、得点、順位に驚くほど大きな影響を与える競技だ。 いよいよ次はオリンピック…     
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by carthaginois | 2006-01-30 13:58 | その他競技会
ヨーロッパ選手権が行われ下記の結果となった。                            スルツカヤ選手が190点台獲得で、順当に優勝した。フリーの演技では中盤のジャンプで着地乱れて一度リンクに手をついたが、その他ミスらしいミスはなく、その安定感は抜群。各エレメンツをしっかりこなし、音楽にも乗り、さすがベテランの演技だとは思わせるが、ただ素人目にはいつも同じような演技に見えてしまい、金太郎飴、面白味に欠けると思ってしまうのは、日本勢に肩入れしている贔屓目からか?                                        そのスルツカヤ選手の後には、スルツカヤ選手が欠場したロシア国内選手権で優勝したソコロワ選手と、オリンピックのメダル候補に名が挙がるイタリアのコストナー選手がそれぞれ続き、NHK杯で良い演技を見せていたスイスのサラ・マイヤー選手が4位に入った。その他ポイキオ(7位)、ヴォルチコワ(9位)、セバスチャン(14位)といった欧州の有力選手たちは、オリンピックを控えた今期、今までのところどうも不調のようだ。                                                                                                          European Championships 2006                                   1.Irina SLUTSKAYA RUS 193,24                                2.Elena SOKOLOVA RUS 177,81                                3.Carolina KOSTNER ITA 172,45                                4.Sarah MEIER SUI 167,16                                                                           5.Elene GEDEVANISHVILI GEO 153,27                                                           6.Kiira KORPI FIN 146,37                                                 7.Susanna PヨYKIヨ FIN 144,75                                             8.Alisa DREI FIN 141,55                                        9.Viktoria VOLCHKOVA RUS 131,88                                                10.Annette DYTRT GER 131,11                                                                                               ヨーロッパ選手権は、参加対象国と主要メンバーが皆だいたい顔を揃えるところがいい。ISU(国際スケート連盟)による同じ高い位置付けながら、四大陸選手権は、その点、ワールド・フィギュア参加クラスの選手が、あまり出場しないので物足りない。今年は特に参加メンバーが例年にも増して地味なようで、アメリカからもカナダからも、これといった名がリストに見当たらない。                                                        日本からは、中野選手、浅田舞選手、そして出場予定だった恩田選手が欠場となり、その代わりに北村明子選手が出場するようだ。恩田選手は、昨年末の全日本選手権で目を見張らされるノーミス演技を見せ、四大陸選手権初優勝が期待されていただけに、欠場が非常に残念だ。                                                             今期好調の中野選手がワールド・フィギュアを前に、ここでの優勝を勝取り、弾みをつけることが出来るか、といったところが今大会の見所か。対抗馬がいないだけに、グランプリ・ファイナルでも表彰台に上がった中野選手の優勝は堅いと思われる。その他では、浅田舞選手、北村選手の初のシニアの国際大会参戦での健闘も期待したい。
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by carthaginois | 2006-01-21 19:14 | その他競技会

アメリカ代表決まる

全米選手権が15日終わった。 結果は以下のとおり。                         --------------------------------------------------------------------------------------              2006 State Farm U.S. Figure Skating Championships

1 Sasha Cohen 199.18
2 Kimberly Meissner 171.04
3 Emily Hughes 165.72
4 Katy Taylor 152.54
5 Beatrisa Liang 151.41
6 Christine Zukowski 151.23
7 Alissa Czisny 149.51                                         ----------------------------------------------------------------------------------------           全米選手権はミシェル・クワンが昨年まで8連覇(通算9回優勝)ということで、クワンの独壇場であったが、今年はそのクワンが怪我で欠場し、やっとサーシャ・コーエン(4回銀メダル)が初の全米タイトルを手にした。                                            ☆                    ☆                    ☆                        コーエンのフリーは、シーズン前半と同じニノ・ロータの「ロミオ&ジュリエット」を使用しているが、振付師をニコライ・モロゾフからデヴィッド・ウィルソンに変え、音楽構成も少し変えてきた。彼女もトリノでの金に向けて、準備万端、勝負に出てきたといった感じだ。4年前のオリンピックでは、ショート・プログラムで素晴らしい演技をして3位に入っておがらも、フリーで3回転ー3回転に挑戦して失敗、全米選手権では勝っていたヒューズに逆転され順位を1つ落とし、表彰台目前の4位。世界フィギュアでも、ここ3年は本命視されながらも、ここ1番の大舞台で持てる力を発揮しきれず銀メダルどまり。闘志漲るコーエンだけに、今年こそは表彰台の頂点へと、燃えていることだろう。絶好調の時のコーエンには、見てる人を圧倒する爆発力があるだけに、オリンピックでの演技が楽しみだ。                                                        ☆                  ☆                      ☆             オリンピック代表選考を兼ねる今大会を欠場したクワンは、オリンピック出場微妙という報道のされ方もしたが、結局、特例が認められ3回目の出場が決まった。まあ彼女の実績と現在のアメリカの選手事情からすれば当然といったところか。                            注目は、コーエン、クワンに次ぐオリンピック代表選手、アメリカ第三の女争い、特に前年ジュニアながら全米3位に食い込んだキミー・マイズナーと、今シーズン、グランプリ・シリーズで絶好調だったアリッサ・シズニーの対決。だがショート・プログラム終わった時点で、トップ当然のコーエンに次ぐ、2位がエミリー・ヒューズ、3位がベアトリス・リャン、4位マイズナー、5位シズニーと僅差で波乱の様相を呈した。しかしフリー終わってみれば、マイズナーが2位、ヒューズは3位、シズニーは大きく7位と後退し、第三の女争いは、下馬評どおりマイズナーの勝利となった。                                                                                                 
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by carthaginois | 2006-01-16 09:51 | その他競技会