フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

カテゴリ:その他競技会( 18 )

12月25日(日)午前9時、開場。                                       会場内に入っていった時、すでに女子フリー第3グループの35分間の公式練習が始まっていた。リンクでは第1滑走の平井絵己選手の音楽が流されている。第3グループは、前日のショート・プログラム7位~12位の選手6人で構成されているが、今回は、澤田亜紀選手、北村明子選手、武田奈也選手等、これから大きく羽ばたこうする期待のジュニアの選手たちが多く揃った。まずは席に座った。その日の席は、1階席、審査員側(南側)の一番右端の方。端っこなので、見え方が果たしてどうかなと少し気になっていたが、前から3列目で、しかも前日の観戦は、2階席からだったこともあり、思っていたよりも悪くなかった。席に着くとすぐに、目の前のフェンスぎりぎりのところを滑っていた浅田舞選手の姿が、まず目に飛び込んできて、その清楚な艶やかさにとりわけ目を惹かれた。舞選手は、これが彼女のお気に入りのコースなのか、他の誰よりも、リンクの一番外側のフェンス沿いをよく滑っていた。観客にとっては選手の姿がよく見えるので嬉しいことだ。                                          ☆                  ☆                   ☆               第3グループが終わると、最終グループ、日本最強メンバーが、一斉にリンクに飛び出した。どこかの新聞に、この公式練習の壮観さについての記事が載っていたが、ホントに贅沢な眺めで、目のやり場に(あまりに見るべきもの、見たいものがたくさんあるので)困った。目の前で恩田美栄選手が迫力ある高いシャンプを決めたと思ったら、向こうの方では、荒川静香選手が、鮮やかに3回転―3回転―3回転、すると今度は、浅田真央選手が軽々とトリプル・アクセルのコンビネーション、その直後に中野友加里選手もトリプル・アクセルを決める…といった具合で、あれよあれよといった短い合間に、リンクのあちらこちらで凄い大技のオン・パレードで、まばたきするのも惜しまれるほど。まだ観客席は全体的にガラガラで、拍手もパラパラという感じで多くなかったが、すでに本番でのあの異常なほどの盛り上がりの予兆が、十二分に感じられるもの凄い光景で、とてもこの時の興奮は言葉で言い尽くせない。                                                    一人一人のフリーの音楽が滑走順に流れ、各選手が、軽く流す感じで、音楽に合わせて滑ったり、ステップしているのを見ながら、本番での完成演技に想いをはせ、リンク上の演技の位置を確認したりと、ファン冥利に尽きる楽しい時間を過ごした。出来ればこの時間がもっと続いてくれれば、なんて思ったりしたが、ホント早めに出て来てよかった!濃密な35分間であった。                                                                      
[PR]
by carthaginois | 2005-12-31 17:13 | その他競技会
12月25日(日)午前8時。                                           代々木競技場(原宿口)へ行くと、入り口脇のチケット売り場には、当日券を求める人の列がすでに出来ていた。この時間にやって来て、列の最後列に並ぼうとした年配の女性は、男性係員にすげなく断わられると、「折角やって来たのに…」と不満をもらしている。列はそれほど長くはない。まだ開場1時間前。発売は8時30分からとのこと。どうも当日券はあまり枚数出ないようだ。前売りを買っといてよかった!                                        ☆                     ☆                      ☆                                                         競技場内部の奥の方からは、チャイコフスキーのドラマチックな旋律が流れてきている。出場選手が公式練習をしているのだ。もしかすると開場時間が早まることもあるかもしれない、9時だと第3グループの公式練習が始まって5分ぐらい経過している時間なので、出来れば第3グループの最初から見たいと思って、近くにいた係員に尋ねてみると、開場は予定通り9時とのこと。しょうがないのでしばらく競技場の周辺をぶらぶらすることにした。                                                                           ☆                    ☆                     ☆                                                    原宿駅方面からつなぐ歩道橋の上も、昨晩、男子の(1回目の)表彰式が終わり、皆、高揚感を胸に家路へ急ぐ時間には、ぎっしり人で埋め尽くされ、なかなか前へ進めない状態だったが、今はまだまばら。どう見てもフィギュアスケートに興味なさそうな、ダフ屋の各種お兄さんたちも、まだあまり出現していないようだ。この2日間、フィギュアスケートの全日本選手権と並行して、第2体育館では、学生チアリーディング選手権が行われているようで、お揃いのユニフォームに身を包んだ選手の黄色い集団があちらこちらに見られる。                          ☆                    ☆                     ☆                                                          ちょうど原宿口の裏側にあたる関係者出入り口では、テレビカメラが待機。昨日の昼の競技開始前には、ここで、フリーの公式練習を控えた黒のトレーナーを着込んだ小柄な織田選手が、地上でのジャンプの練習を何度も繰り返していた。そしてその合間に、安藤選手らしい選手が織田選手と楽しそうに談笑してたり、浅田姉妹がタクシーで乗り付けたりするのが垣間見ることが出来た。今日も誰か見れるかもしれないというミーハー精神で、まだ開場まで時間があったので、近くのベンチに座ってボーッとしていたら、すぐ横の垣根越しに、飛び出した白いダウン・コートの女性が、芳香を微かに放つ風のように、すーっと通り過ぎた。ほんの一瞬のことだったので、気が付くとその女性の姿は遠くに行ってしまっていたが、「この尋常でないオーラ、もしや、この人は!」…。突然だったので顔もよく見ることが出来なくて残念がったが、後でテレビ放送のレポートを見てみると、どうもこの時、風のように通り過ぎた人は、荒川選手だったようだ。               
[PR]
by carthaginois | 2005-12-30 16:53 | その他競技会

壮絶!全日本選手権

日本フィギュア・スケート史上、最も壮絶な戦い、全日本選手権が終わった。熱い炎の2日間だった。トップ6選手については、ショート、そしてフリー通して、次から次へとベスト演技が続発される、想像を絶するハイ・レベルな戦いとなった。各選手、皆、それぞれに素晴らしかった。

女子シングル - - 最終結果

1. 村 主 章 枝 194.16 (SP2位・FS1位)
2. 浅 田 真 央 188.10 (SP3位・FS3位)
3. 荒 川 静 香 187.36 (SP1位・FS4位)
4. 恩 田 美 栄 186.06 (SP4位・FS2位)
5. 中 野 友加里 175.66 (SP5位・FS5位)
6. 安 藤 美 姫 173.36 (SP6位・FS6位)
7. 澤 田 亜 紀 155.98 (SP9位・FS7位)
8. 浅 田 舞 150.66 (SP7位・FS9位)
9. 武 田 奈 也 149.76 (SP10位・FS8位)
10. 北 村 明 子 147.02 (SP8位・FS10位)

皆、素晴らしい演技を見せた中にあって、特にベテラン勢の健闘が光った、全日本だった。

そんなハイ・レベルな大会の中、ここ1番の大舞台での勝負強さを遺憾なく発揮し、村主選手が入魂の演技で、大ヒロインの座をもぎとった。今シーズン、思わぬ怪我に苦しんだ、彼女のスケートに懸ける想い、オリンピック出場に懸ける執念みたいなものが、直接伝わってくる、観客スタンディング・オーベーション、涙、涙の、感動の演技で、納得の優勝だ。表現面では、先シーズンの野心的なプログラムを経て、もはや円熟の域。光と影の演技にオリンピックも期待!

サプライズは、恩田選手。迫力ある高いジャンプとともに、SP&FSとも目を見張らせられるノーミス演技で、フリーは、新プログラムで浅田選手の上をいく2位に喰い込む大健闘。良かった。その頑張り、闘志に、涙腺が緩まされた。これだけの演技を見せながら、オリンピック、ワールドと代表から漏れたのはとても残念だ。

荒川選手は、氷上での華やかな存在感で際立っていた。SPは、ジャンプも決め、音楽とも調和し、きらきらとした輝きが出てきた(陶酔感をもたらすスパイラルが絶品!)。FSも、気迫溢れる演技で魅了された。中盤までは快調だったが、後半のジャンプミスが響いて、優勝争いから微妙に失速で、久々の全日本のタイトルには手が届かなかった。公式練習で何度も見せていた3連続3回転ジャンプは、本番では挑戦しなかったが、オリンピックでのパワー・アップした演技に期待をもたせる。彼女は日本勢のなかで、間違いなくメダル候補筆頭だろう。

浅田真央選手は、フリー演技で、トリプル・アクセルを2回達成という偉業を、いとも軽々と決めた。やはりトリノ・オリンピック出場は幻と終わったが、まだ15歳の彼女が、どのような進化を遂げていくのか、来シーズン(再来年)の日本で開催される世界フィギュアでの活躍が待ち遠しい。

中野選手は、今シーズンの好調を維持して、トリプル・アクセルはダブル認定だったが、ノー・ミスで滑りきった。まだ点数が上位陣に比べて思うようには出ないようだが、これからが勝負だろう。浅田真央選手とともに、これからの活躍が楽しみな存在に成長した。

安藤選手は、今回は、直前の2大会よりは、まとまった演技を披露した。ただ今回は他の選手の出来栄えが抜群だっただけに、他の選手たちの間に埋もれてしまう形で、結果は6位と、低い順位に甘んじることになってしまった。まだ今シーズン、フリーではこれぞと思わせる演技を見せていない。オリンピックで、輝きを取り戻せることが出来るか?
[PR]
by carthaginois | 2005-12-26 16:31 | その他競技会
2004年アテネ・オリンピックの女子マラソンの代表選手3枠をめぐる戦いの際すでに、トリノをめぐっては、もっと激しい争いになるだろうと報道されていたが、オリンピック本番まであと1ヶ月半と秒読み状態に入った現時点での現実は、関係者の予想以上の激しい、壮絶な事態になったというのが現状ではなかろうか。
先週末、浅田真央選手の活躍で日本中を熱狂させたグランプリ・ファイナルは、テレビ朝日でゴールデン・タイムに放送されたが、フリーが行われた12月17日の放送が、週間視聴率ベスト1(26.0%)、エキシビション(18日)がベスト3(22.2%)、ショート(16日)がベスト4(20.8%)に入る、軒並み高視聴率を獲得した。つい最近まで、欧米諸国に比べ、日本国内では、どちらというと人気が無いと言われていたフィギュア・スケートが、いつの間にか、こんなにも人々の関心を集めるようになったのは、オリンピックを目前にして、いまやフィギュア王国のアメリカやロシアよりも層の厚くなった、それぞれ個性あり、魅力あり、そして実力もある選手たちがひしめくようになった現状を見れば、当然のことであろう。

しかし代表「3人」という枠は、いまの日本の選手事情をかんがみれば、あまりにも小さすぎる。

本日から、全日本選手権が始まった(女子ショートは明日(24日)、フリーは25日)が、間違いなく今回の全日本選手権は、日本フィギュアスケート史上前例のない、最も熱い戦いになるであろう。

各選手の健闘を祈りたい。

[過去3シーズンの全日本選手権の結果]
02年 1位村主 2位恩田  3位荒川 4位太田 5位安藤 6位中野 7位浅田真 8位浅田舞
03年 1位安藤 2位村主  3位荒川 4位恩田 5位太田 6位浅田舞 7位中野 8位浅田真
04年 1位安藤 2位浅田真 3位村主 4位澤田 5位北村 6位中野 7位恩田  8位浅田舞
     (04年 荒川は途中棄権、太田は欠場した)

過去優勝は、荒川静香選手が97年、98年と2回。
村主章枝選手は、96年、そして00年~02年の3連覇、計4回。
ここ2シーズンは安藤美姫選手が連覇している。

代表選考ポイントでは、現在圧倒的に安藤選手がリードしていて、オリンピック出場は間違いないように傍目には思われるが、ここ2試合(NHK杯とグランプリ・ファイナル)は、得意のジャンプが決まらなく、2回とも、中野友加里選手の下の順位で、表彰台にぎりぎり登れなかった。ロシア杯でのショートの演技は絶品だったが、3回も転倒してしまった、1週間前の演技の悪い印象を払拭することが出来るであろうか。スロー・ジャズ・スタンダードを使った野心作のフリーの出来が気になるとことだ。

昨年ショート1位の後棄権した、荒川選手は、2回優勝したとはいえ、かなり前のことで、しばらく全日本のタイトルからは遠ざかっている。今シーズンの各大会では、高得点をたたきだしながらも、まだタイトルは一度も獲っていない。タラソワ・コーチを離れ、モロゾフにプログラム修正とコーチを依頼したとのニュースが読売新聞誌上に載っていたが、どのようなダイナミック且つ美しい演技を魅せて代表権を獲得してくれるか、公式練習で挑戦していた3連続3回転は見られるだろうか(ぜひ見てみたい!)、非常に楽しみである。

NHK杯で、復活の兆しを見せ、オリンピックに向けた熱い闘志を見せた村主選手は、とにかくここ1番に強い。昨シーズンは「ピンク・パンサー」「カルメン」という題材で、イメージ・チェンジを見事に成功させ、表現の幅をグーンと拡げた。怪我による練習の遅れを取り戻し、本来の滑りが出来るか、まずはジャンプを確実に成功させたいところ。

中野友加里選手は、スケート・カナダ3位、NHK杯優勝、グランプリ・ファイナル3位と、今、乗りに乗っている。国際大会では、まだネーム・バリューが高くないため、出来のわりに点数が出ないようだが、試合ごとに、パーソナル・ベストも更新している。シーズン前には、リスト外の存在であった今期絶好調の彼女が、何位ぐらいに割り込んでくるか、今大会のダーク・ホースだ。

恩田美栄選手は、フリーのプログラムを変更してきた。勝負かけてきたという感じで面白いと思う。ロシア杯では、まだ間に合わなかったようだが、どこまで仕上げてきているだろうか。他の選手の出来次第では、彼女も十分にチャンスはあるであろう。

そして浅田真央選手はこの大会最大のキーパースンであろう。去年は2位であったが、初優勝なるか。ファイナルでは挑戦しなかった、2回のトリプル・アクセル(一つはコンビネーションで)に成功するか。彼女の溌剌とした演技は、まさに喜びそのものだ。
[PR]
by carthaginois | 2005-12-23 18:50 | その他競技会
ジャパン・インターナショナルが行われた1週間後の10月8日(土)、アメリカで、キャンベルズ・インターナショナルが行われました。

女子は、ミシェル・クワンと村主章枝が直前に欠場を表明しましたので、コーエンと若手アメリカ人3人という計4人のアメリカ人と、外国人としてカナダのロシェット、そして荒川静香という6人の参加メンバーで大会は競われることになりました。
アメリカ人にとって、ロシェットは同じ北米人でほとんど身内みたいな存在だとすると、前週に日本で試合を一つ消化したばかりの、外国人である荒川選手は、単独、敵地(という言い方は適切ではないかも知れませんが)に乗り込んでの戦いということで、なかなかたいへんだったのでは。
結果は以下のようになりました。

http://www.usfigureskating.org/event_details.asp?id=30612
1 Sasha COHEN USA 122.73 (61.80 60.93)
2 Kimmie MEISSNER USA 109.08( 59.21 49.87 )
3 Shizuka ARAKAWA JPN 105.86 (51.73 54.13 )
4 Joannie ROCHETTE CAN 105.33 (52.06 54.27 )
5 Alissa CZISNY USA 84.81 (43.94 43.87)
6 Emily HUGHES USA 73.80 (31.67 42.13)

ジャパン・インターナショナルは、大会の当日すぐに放送がありましが、キャンベルは、アメリカでは、大会から約1週間後の10月16日(日)にテレビ放送があったようなので、きっとアメリカのスケートファンたちは待ち遠しかったことでしょう。

クワンが欠場し、サーシャ・コーエンが、やっぱり優勝ということになりましたが、この日の彼女は、オープニングの3連続ジャンプでふらつきがあったり、トリプル・サルコーがダブってしまって片方採点対象とならなかったりというミスのほかは、大きなミスらしいミスのない安定した演技で、モロゾフ振り付けによる新しいロミオ&ジュリエット(ニノ・ロータ作曲)の強力プログラムを携え、トリノ・オリンピック金メダル候補の本命として、まさに名乗りを上げてきたなという、力強い印象を見るものに与えました。

そして2位には、ジャニアから上がってきたシニア1年生のマイスナーが。この日はほぼノーミスで、3回転ー3回転を2回(回転不足だという指適がありますが)入れ、荒川選手の点数を上回りました。マイスナーは、カークが引退してしまった現在、クワン&コーエンに次ぐ、アメリカ3位の存在として、他の若手をリードといったところでしょうか。

一方荒川選手は、ジャパン・インターナショナルに比べ、ジャンプでのはっきり目立つミスが重なり、マイスナーとロシェットの好演技にはさまれた形で、彼女の良さが充分アピール出来なかったようですね。しかしTESの点数だけ見ると前週より、意外にも若干(2.19)上がっている。

前週、8の字を描いてはいけないというルールにひっかかるとして、半分採点対象とならなくてレベル2に留まり問題となった、スパイラルステップシークエンスは、内容が修正されレベル4が取れてますね。でもレイバックスピンは、レベル4から3に落とされてしまっている。

スパイラルはレベル4になり基礎点は上がったが、たっぷりと魅せてくれ、大きな見せ場だったジャパン・インターナショナルに比べて、短縮されてしまって、その効果が薄れてしまったような感じで残念に思いました。スパイラルの前後のジャンプが、キャンベルズでは大きく乱れてしまったのは、ここのスパイラルの長さを急きょ変更したためだったのでしょうか?

ジャパン・インターナショナルでは、素人目には3回転成功しているように見えていたのが、採点表では、2回転になっているというのが2ヶ所あったし、その他明らかに2回転になってしまったというのも1ヶ所あったりしました。

キャンベルズではダブル・アクセルが1回転に、トリプル・ループが2回転に、そしてトリプル・フリップは両足着氷で大きく減点というのはありましたが、3回転+3回転(サルコウ+トゥループ)が、今回は認定され加点もされていたし、冒頭のトリプル・ルッツの後にコンビネーションがつけられなかったため、後半にトリプル・ルッツ+ダブル・トゥループをしたりということで、1.1掛けの対象として基礎点が少し上がったりという所などで、少し点数が上がったようですね。

このように、TESは若干上がっているのであるのだけど、、PCSはジャパン・インターナショナルに比べ、7.2低く、総合では、105.86と5.1低い点数となってしまっているが、出来からすると点数が低くても仕方ないといったところでしょうか。4位のロシェットとは0.53点の差という僅差だが、ロシェットは転倒のため1点減点されているので、表彰台落ちをぎりぎり免れたといったところですね。ロシェットの方が順位が上であるべきだという意見も多々あるようですが、今回マイスナーに負けたことだけでも、日本のファンにとっては衝撃が大きい(かく言う私も)ことであろうから、ロシェットには負けなくて、よかったというところか。

もっとも、公式ホームページや朝日新聞の定期のコラム欄で、荒川選手の試合後に出されたコメントなどを読むと、深刻な調子など全然なく、マイペースな感じで、楽しんでいるような感じも受けたので、なんだかほっとさせられ、安心させられましたし、どーんと構えていて頼もしい!という印象さえ受けました。もしかして、彼女はまだ全然本気出してないのかな?
いずれにしても、次のチャイナ・カップ(11月第1週)での演技が楽しみです。
[PR]
by carthaginois | 2005-10-19 02:33 | その他競技会
ジャパン・インターナショナル・チャレンジが10月1日(土)開催されました。
シーズン初めで、まだ各選手とも本調子でなく、ミスが目立つ大会とはいえ、そのフリー・プログラムが初めて見られる大会として、とても興味深い大会でした。
これにあと今週末にアメリカで行われる、キャンベル・インターナショナルを加えれば、大体、イタリアのコストナーを除いて、フリーに関しては、メダル候補たちのプログラムが出揃うことになりますね。

村主が直前欠場した今大会では、元世界女王荒川 vs 現女王スルツカヤの一騎打ちみたいな形になり、最終滑走の荒川の演技後は、もしかすると荒川が優勝か?といった雰囲気もありましたが、結局軍配はスルツカヤに上がりました。


ジャンプ、スピンその他安定した力を見せる、円熟した境地にあるスルツカヤの、超えるのが容易ではない壁みたいなものを、改めて再認識させられましたが、荒川選手も、今回何箇所か失敗があったとはいえ、充分これからシーズンが深まるにつれて発展する可能性みたいなものを感じさせる内容で、トリノに向って、メダルに望みを充分つなげられる内容だったので、よかったと思います。

特に、先シーズンと違って、積極的な意欲や決意みたいなものが強く感じられ、それが彼女の表情にも、よく表れていたように思えます。
なんだか輝きが増したような…
演技最後のポーズのところの笑顔など、素晴らしく美しかった。

彼女のこのような満面の笑みが、今シーズン、何度も見ることが出来たら、更なる素晴らしい演技が見られたら、と期待させられる、シーズンの幕開けでした。

結果
1位 イリーナ・スルツカヤ
2位 荒川静香
3位 安藤美姫
4位 恩田美栄
5位 スザンナ・ポイキオ
6位 ユリア・セベスチャン

このように番狂わせのない結果となりました。ポイキオとセベスチャンの不調は、見るほうとしては残念でしたが、この2人、かなりハードスケジュールだったようです。
[PR]
by carthaginois | 2005-10-03 18:08 | その他競技会
ジャパン・インターナショナル・チャレンジに昨シーズンの女王スルツカヤ登場。
やって来ましたね。

スルツカヤ、もしかするとプルシェンコのように、キャンセルするのではないかと、内心、出場を疑っていたのですが、女王の登場となりました。
1週間後のアメリカの大会は出なくなったっということは、こっちの日本の大会を選んでくれたということでしょうか。
スルツカヤが出場することで、ぐーんと大会の華やかさが増しましたね。

昨シーズンは、まさに相撲界で言えば朝青龍のような(ちょっとたとえがよくないですが)絶対的な強さをみせつけてくれました。
他の選手を圧倒、特にその時点での世界女王・荒川との、新旧女王直接対決(ロシア大会、グランプリ・ファイナル、世界フィギュア)では、まったく荒川を近寄らせず、元女王は完全復活を遂げました。

出た大会全てで優勝、というのは最近では珍しいのではないでしょうか。
その勢いがオリンピックまで続くのか。

ただこのジャパン・インターナショナル・チャレンジに関してだけは、日本のスポンサーによる、日本で開催の大会であるだけに、スルツカヤが勝つ可能性は少ないように思える。
なので次の順位が、筆者の直前予想

1位 荒川静香(ぜひアメリカ合宿の成果が見てみたいものです)
2位 スルツカヤ(海外での試合だったらまずスルツカヤが優勝だったのだろうけど…)
3位 安藤美姫(飛躍の可能性が感じられる出来だったらよいのだけど)
4位 恩田美栄(彼女はいつもシーズン前半は調子いいが、今シーズンは…)
5位 ポイキオ(出来の割に低い位置に甘んじるのでは)
6位 セべスチャン(スカっと気持ちよいジャンプを見たいけど、テレビ放送はされるのか?)

さて結果はいかになるでしょうか。
ジャパン・インターナショナル・チャレンジ公式サイト
[PR]
by carthaginois | 2005-10-01 11:54 | その他競技会
ジャパン・インターナショナル・チャレンジがいよいよ明日開催されますね。
各選手、どのようなフリー・プログラムを見せてくれるのか、楽しみです。

荒川選手のフリーは、タラソワのインタビューでの発言によって、ショパンのピアノ協奏曲だと聞いていたのですが、最近発売された日本女子応援オフィシャル・ファンブックによると、ショパンの違う曲みたいですね。
タラソワがどのように新しい荒川をアピールするのか、またビールマン・スピンの完成度は、ジャンプの調子はどうなのか…
先のシーズンと違ってやる気になっているという荒川の、アメリカでのトレーニングの成果はいかに、期待が高まります。

選曲で驚きは、安藤選手のマイ・ファニー・バレンタイン。
ジャズ・スタンダードの中でも、試合で使用する曲としてイメージしにくいこの曲を、デヴィッド・ウィルソンがどのように料理しているのか…
かなり野心的な選曲に思えますが、果たしてどんなプログラムが飛び出してくるでしょうか。

残念なのは村主選手。
御馴染みのローリ・ニコル&村主のコンビが、あのラフマニノフのピアノ協奏曲2番、伊藤みどりがアルベールビル・オリンピックで使用したあの曲を、どう魅せるか楽しみですが、その楽しみは、スケート・カナダまでお預けのようですね。
直前に治療の為の欠場が発表になりましたが、これから大丈夫なんでしょうか?きっと村主選手のことなので大丈夫だとは思いますが、ちょっと不安を覚えます。

代りに恩田選手が出ることになりましたが、今期のプログラムはどうでしょうか?
彼女の場合、ここ2シーズンばかりは、フリーの場合、大分プログラムの選曲で、ちょっと彼女の持ち味とどんぴしゃりといった選曲でなく、その面で損をしていたように思えるのですが、今シーズンは、なんとフェリーニ監督の「道」のテーマ曲をもってきましたね。
これも意外な選曲。
恩田選手はショートもサントラ(こっちは「ボヴァリー夫人」)。両方サントラで揃えてきましたか。

その恩田選手、3シーズン前のNHK杯では、スルツカヤ、(荒川、村主)に勝って優勝してるんですね。スルツカヤが調子悪かったとはいえ、そんな時代もあったんですね…もうそんなことは絶対ありえないことのように思えますけど。
しかしこの先何が起るか分らないのが、フィギュア・スケートの面白さかもしれませんね。
[PR]
by carthaginois | 2005-09-30 23:58 | その他競技会