フィギュアスケートを外野から楽しむ&応援するための会


by carthaginois

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四大陸選手権の結果

四大陸選手権(アメリカ、コロラドスプリングスで開催)が終わった。今シーズン、グランプリ・シリーズで大躍進を遂げた中野友加里選手の初優勝が期待されたが、結果、あと一歩及ばず2位に終わった。最終結果は以下のとおり。                                                        Four Continents Championships 2006 Ladies                                                                               1.Katy TAYLOR USA 164,05                                                                                           2.Yukari NAKANOJ PN 161,49                                                                                         3.Beatrisa LIANG USA 159,91                                                                                         4.Lesley HAWKER CAN 145,94                                                                                        5.Meagan DUHAMEL CAN 145,28                                                                                         6.Mai ASADA JPN 141,65                                                                                              7.Yan LIU CHN 138,55                                                                                               8.Joanne CARTER AUS 133,97                                                                                         9.Akiko KITAMURA JPN 132,04                                                                                      10.Christine ZUKOWSKI USA 131,42                                                                                         恩田美栄選手が欠場し(残念!)、ワールド出場級の選手が見当たらないメンバーからして、中野選手の優勝は、まず間違いないと思われたが、ショート・プログラムで、3つのうち2つのジャンプの減点がひびき3位と出遅れ、フリーでは1位になるものの、総合ではわずかに及ばず2位という結果に終わった。今回もプログラム冒頭でトリプル・アクセルに挑戦して着氷したが、回転不足で、認定はされなかった。 トリプル・アクセルの基礎点(7.5)とダブル・アクセル(3.3)の差は大きい。(今回の中野選手はダブル・アクセルの3.3からさらに0.5減点されて2.8 )                                            ショート 1位でリードしたリャンは、フリーで 後退し総合3位に、 優勝は、ショート2位、フリー2位のアメリカ 新星、全米選手権では4位だったカティ・テイラーに 決まった。 テイラーは、2年前の世界ジュニアで、 安藤選手、マイスナーに 続いて 3位だった選手だ。                                                                        その世界ジュニアで4位だったのが浅田舞選手だが、シニアの国際大会初参戦で、ショートは中野選手に僅差で4位と、メダル射程圏内であったが、フリーでは2度転倒し、結局総合6位であった。この選手が滑ると、なんだか独特の雰囲気が生まれる。なんだか空気がピュアに研ぎ澄まされていくというか…彼女に合った愁いのある曲によるフリー・プログラムで、全日本選手権並のクリーンな演技が見られなかったのが、今回残念だが、また来シーズン頑張って欲しい。                                               恩田選手の代役として出場した北村明子選手も同じくシニア初参戦であったが、総合9位という結果であった。京都の濱田コーチのところの選手は、みんな魅せ方が工夫されていてうまい。エキゾチックなちょっとしたアクセントがピリっと効いていて、惹きつけられる。彼女もまだこれからの選手なので、成長を期待したい。                                                                       それにしても、フィギュアスケートの試合は、開催地がどこかということが、得点、順位に驚くほど大きな影響を与える競技だ。 いよいよ次はオリンピック…     
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by carthaginois | 2006-01-30 13:58 | その他競技会
ヨーロッパ選手権が行われ下記の結果となった。                            スルツカヤ選手が190点台獲得で、順当に優勝した。フリーの演技では中盤のジャンプで着地乱れて一度リンクに手をついたが、その他ミスらしいミスはなく、その安定感は抜群。各エレメンツをしっかりこなし、音楽にも乗り、さすがベテランの演技だとは思わせるが、ただ素人目にはいつも同じような演技に見えてしまい、金太郎飴、面白味に欠けると思ってしまうのは、日本勢に肩入れしている贔屓目からか?                                        そのスルツカヤ選手の後には、スルツカヤ選手が欠場したロシア国内選手権で優勝したソコロワ選手と、オリンピックのメダル候補に名が挙がるイタリアのコストナー選手がそれぞれ続き、NHK杯で良い演技を見せていたスイスのサラ・マイヤー選手が4位に入った。その他ポイキオ(7位)、ヴォルチコワ(9位)、セバスチャン(14位)といった欧州の有力選手たちは、オリンピックを控えた今期、今までのところどうも不調のようだ。                                                                                                          European Championships 2006                                   1.Irina SLUTSKAYA RUS 193,24                                2.Elena SOKOLOVA RUS 177,81                                3.Carolina KOSTNER ITA 172,45                                4.Sarah MEIER SUI 167,16                                                                           5.Elene GEDEVANISHVILI GEO 153,27                                                           6.Kiira KORPI FIN 146,37                                                 7.Susanna PヨYKIヨ FIN 144,75                                             8.Alisa DREI FIN 141,55                                        9.Viktoria VOLCHKOVA RUS 131,88                                                10.Annette DYTRT GER 131,11                                                                                               ヨーロッパ選手権は、参加対象国と主要メンバーが皆だいたい顔を揃えるところがいい。ISU(国際スケート連盟)による同じ高い位置付けながら、四大陸選手権は、その点、ワールド・フィギュア参加クラスの選手が、あまり出場しないので物足りない。今年は特に参加メンバーが例年にも増して地味なようで、アメリカからもカナダからも、これといった名がリストに見当たらない。                                                        日本からは、中野選手、浅田舞選手、そして出場予定だった恩田選手が欠場となり、その代わりに北村明子選手が出場するようだ。恩田選手は、昨年末の全日本選手権で目を見張らされるノーミス演技を見せ、四大陸選手権初優勝が期待されていただけに、欠場が非常に残念だ。                                                             今期好調の中野選手がワールド・フィギュアを前に、ここでの優勝を勝取り、弾みをつけることが出来るか、といったところが今大会の見所か。対抗馬がいないだけに、グランプリ・ファイナルでも表彰台に上がった中野選手の優勝は堅いと思われる。その他では、浅田舞選手、北村選手の初のシニアの国際大会参戦での健闘も期待したい。
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by carthaginois | 2006-01-21 19:14 | その他競技会

アメリカ代表決まる

全米選手権が15日終わった。 結果は以下のとおり。                         --------------------------------------------------------------------------------------              2006 State Farm U.S. Figure Skating Championships

1 Sasha Cohen 199.18
2 Kimberly Meissner 171.04
3 Emily Hughes 165.72
4 Katy Taylor 152.54
5 Beatrisa Liang 151.41
6 Christine Zukowski 151.23
7 Alissa Czisny 149.51                                         ----------------------------------------------------------------------------------------           全米選手権はミシェル・クワンが昨年まで8連覇(通算9回優勝)ということで、クワンの独壇場であったが、今年はそのクワンが怪我で欠場し、やっとサーシャ・コーエン(4回銀メダル)が初の全米タイトルを手にした。                                            ☆                    ☆                    ☆                        コーエンのフリーは、シーズン前半と同じニノ・ロータの「ロミオ&ジュリエット」を使用しているが、振付師をニコライ・モロゾフからデヴィッド・ウィルソンに変え、音楽構成も少し変えてきた。彼女もトリノでの金に向けて、準備万端、勝負に出てきたといった感じだ。4年前のオリンピックでは、ショート・プログラムで素晴らしい演技をして3位に入っておがらも、フリーで3回転ー3回転に挑戦して失敗、全米選手権では勝っていたヒューズに逆転され順位を1つ落とし、表彰台目前の4位。世界フィギュアでも、ここ3年は本命視されながらも、ここ1番の大舞台で持てる力を発揮しきれず銀メダルどまり。闘志漲るコーエンだけに、今年こそは表彰台の頂点へと、燃えていることだろう。絶好調の時のコーエンには、見てる人を圧倒する爆発力があるだけに、オリンピックでの演技が楽しみだ。                                                        ☆                  ☆                      ☆             オリンピック代表選考を兼ねる今大会を欠場したクワンは、オリンピック出場微妙という報道のされ方もしたが、結局、特例が認められ3回目の出場が決まった。まあ彼女の実績と現在のアメリカの選手事情からすれば当然といったところか。                            注目は、コーエン、クワンに次ぐオリンピック代表選手、アメリカ第三の女争い、特に前年ジュニアながら全米3位に食い込んだキミー・マイズナーと、今シーズン、グランプリ・シリーズで絶好調だったアリッサ・シズニーの対決。だがショート・プログラム終わった時点で、トップ当然のコーエンに次ぐ、2位がエミリー・ヒューズ、3位がベアトリス・リャン、4位マイズナー、5位シズニーと僅差で波乱の様相を呈した。しかしフリー終わってみれば、マイズナーが2位、ヒューズは3位、シズニーは大きく7位と後退し、第三の女争いは、下馬評どおりマイズナーの勝利となった。                                                                                                 
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by carthaginois | 2006-01-16 09:51 | その他競技会